作業中の緊急連絡や周囲への警告、安全対策商品のご紹介。工場や倉庫で作業中に異常事態が発生した時の緊急連絡装置。手動の非常押しボタンやセンサーを使ったシステムで異常を離れた場所に通報します。
熱中症
熱中症とは、高温多湿な環境において体温調節がうまく機能しなくなることによって引き起こされる健康障害の総称です。主に暑い季節や、高温環境での作業・運動中に発生しやすいですが、室内でも起こることがあります。熱中症は、軽度な症状から命に関わる重篤な症状まで、さまざまなレベルがあります。
原因
高温多湿環境: 暑さにより体温が上昇し、汗をかいて体温を下げようとしますが、湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり、体温が効果的に下がりません。
水分・塩分不足: 汗をかくことで体内の水分や電解質(ナトリウムなど)が失われると、体温調節がさらに困難になります。
体温調節機能の低下: 高齢者、乳幼児、持病がある人、または暑さに慣れていない人は、体温調節機能が弱い場合があります。
症状
軽度
めまい
立ちくらみ
筋肉のこむら返り
大量の汗
疲労感や倦怠感
中等度
頭痛
吐き気や嘔吐
脈拍の速さ(または弱さ)
判断力の低下
重度
意識障害(けいれん、混乱、昏睡など)
高体温(40度以上になる場合あり)
呼吸困難
酸欠症
酸欠症(酸素欠乏症)は、体内に必要な酸素が不足した状態のことを指します。この状態が続くと、細胞や臓器が正常に機能できなくなり、重症の場合には意識喪失や死に至ることもあります。酸欠症は一般的に以下のように分類されます。
主な原因
酸素供給不足
酸素濃度が低い環境に長時間いる(例:高地、密閉空間)。
換気が不十分な場所での作業(例:タンク内、地下室)。
呼吸機能の障害
呼吸器疾患(例:喘息、慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉)。
気道閉塞や呼吸中枢の抑制。
血液中の酸素運搬能力の低下
貧血や一酸化炭素中毒。
全身の酸素需要の増加
激しい運動やストレス状態。